私の人生は華々しいところからスタートしました。
父方・母方、両家にとっての初孫で、たくさんの愛情を受けて育ち…
裕福ではありませんでしたが
特に不自由することもなく、幼少期を過ごしました。
小学生になると、
可愛い顔をしていたこともあって学校でモテモテ。
バレンタインデーには、
学校内でチョコレートを渡すのは禁止にもかかわらず、
高学年の女の子からこっそりチョコレートを渡され…
先生に見つかるのが怖くてドキドキしていたものです。
それに加え、勉強もよくできていたのですから、
不満を抱く要素がありません(笑)
私は、自分がどれだけ恵まれているか分からず、
それが当たり前だと思っていました。
そんな調子が小学校6年になるまで続きます。
自分のなかで
「僕は女の子にモテて勉強ができる奴」は常識になっていました(^_^;)
◆きっかけは転校だった…
ところが、小学校6年のとき、
親の仕事の都合で転校することになり、状況が一変するのです。
山に囲まれた閉鎖的な田舎に引っ越し、
その地域性に馴染めなかった私は、少しずつ消極的になりました。
その地域の中学は「男子生徒は全員坊主」
が決まりとなっていましたから、中学に上がると同時に私は坊主に。
自慢のサラサラヘアーをすべて失います(笑)
頭の形があまりよろしくない私は坊主が驚くほど似合わず、
女子からの人気を一気に失いました(笑)
そこで私は自信をなくし、
ますます消極的になり、友達と呼べる友達を持てなくなりました。
それに追い討ちをかけるように、
中学入学後、一発目の定期テストの結果が思わしくなく…
学年で6位だったので、
今考えるとそれほど悪くない成績だと思うのですが、
自分としては1位以外は無価値だと思っていましたし、
親も同じように考えていたのです。
狂った親子ですね(笑)
そうして、私はすべての自信をなくし、
中学一年の冬あたりから学校に行かなくなりました。
◆失われた青春
そこから先の“青春”はほとんどありません。
体育祭も文化祭もほとんど不参加。
担任の先生を含め、いろんな方がサポートしてくれましたが、
私はほとんど学校に行きませんでした。
両親や祖父母は泣きながら
「お願いだから学校に行ってくれ」と懇願していましたが、
私はそれに応えることができません。
保健室登校を頑張ったりもしていましたが、
私にとって学校という存在は地獄以外の何物でもなく…
死にたいくらいの気持ちになってしまうのです。
親に「学校に行く」と嘘をついて、
近所の橋の下に隠れていたこともありました。
当時は、とにかく周りから責められていた記憶しかなく…
いつの間にか私は「自分はダメな人間なんだ」
「自分は悪いことをしているんだ」と思うようになりました。
(そのセルフイメージの低下は、その後10年以上引きずることになります)
◆高校進学!
ただ、人生、悪いことばかりではありません。
私は、不登校の間でも塾にだけは通っていたので、
地元では最高ランクの高校に合格します。
塾に通っていたといっても
数学くらいしか勉強していなかった私が、
最高ランクの高校に合格するなんて奇跡です。
その奇跡を見て、両親や祖父母は
「やっぱりあなたは頭がいいんだ!」と断言していました。
驚いたのは、入学後、学年一優秀なクラスに入っていたことです。
よほどいい成績で合格したのか、何なのか。
よく分かりませんが、とにかく私は優秀な生徒として入学していました。
坊主から解放された私は徐々に髪も伸び、
小学生時代の栄光を取り戻しつつありました(笑)
学年一カワイイ女の子と一緒に下校したり、夜中まで勉強したり…
充実した日々を過ごします。
と言っても、そんな日々が続いたのはわずか1ヶ月(-。-;
我ながら、あきれるほどの持久力のなさです(笑)
結局、その後、学校に行くことはほとんどなく、高校中退。
もう、この時点で人生あきらめました。
◆親子関係の崩壊
その後は、学校とは別の地獄を体験しました。
神経内科に無理やり入院させられたり、変な宗教団体に放り込まれたり…
当時の私が“裏切り”としか感じられないことを
親からされてしまったため、途中から親に心を開くことができなくなりました。
しだいに私は誰とも話さなくなり、部屋に引きこもり、
思考が攻撃的・破滅的になっていきます。
一歩間違えていたら誰かを殺していたかもしれないし、
自分自身の命を平気で絶っていたかもしれません。
それくらい危うい状態でした。
結局その状態が20歳までつづき、
私は完全な絶望を死んだように生きていました。
◆奇跡が起きる!
ところが、人生とは分からないものです。
20歳のとき、ダメもとで受験した大学入学資格検定
(高等学校卒業程度認定試験)に合格。
半年後、これまたダメもとで受験した大学に合格し、
大学進学を果たします。
そこからは人生が急転換しました。
友達ができ、彼女もでき、
大学生らしい遊びもめいっぱい楽しみ、
あっという間に4年間が過ぎていきます\(^o^)/
いつの間にか、私は自分が不登校だったことなんて忘れていました。
◆大学卒業後、再び挫折…
そうして4年が過ぎ、無事、大学を卒業するわけですが、
就職氷河期のため就職できず…
やむなく、しばらくの間は
資格取得受験に専念することを決意しました。
その2年後、なんとか資格を取得し、資格を生かして就職活動を開始。
資格を手にし、意気揚々と臨んだ就職活動ですが、
その年まで一度も働いたことがないため、
(アルバイトもほぼゼロだったため)
正社員として採用してもらえることはありませんでした。
結局、フリーターとして生活することになり、
飛び込みセールスやIT関連のスタッフなど、
できるだけフルタイムで働ける仕事を選び、なんとか自立して生活していました。
◆急上昇!
とは言っても、フリーター期間は約3ヶ月で終わりを告げることになります。
フリーターとして働きながら就職活動をつづけていた私は、
だんだんと就職活動のコツをつかんできて、しだいに企業側から
「うちで正社員として働いてほしい」と依頼されるまでになったのです。
最終的には、
会計事務所に正社員として就職することが決まりました。
それから数年、会計事務所で働き、
その後、コンサルティングを主軸とする会社に転職。
コンサルタントとしてさまざまな上場企業のプロジェクトに抜擢され、
入社から半年後にはプロジェクトリーダーを任されます。
30歳にさしかかる頃、経営コンサルタントとして独立。
その同じ年に結婚。
その後は、経営コンサルタントとしての活動はもちろん、
複数の事業経営に携わり、さらに大きな夢へと向かっています。
◆なぜ、不登校関連活動を始めたのか?
独立後、経営コンサルタントとしての仕事は順調でした。
今でも順調で、毎年、顧問料の総収入が増え続けています。
コンサルティングとは別に手がけている複数の事業も順調で、
そこから得られる収益も一度も落ちたことがありません(前年比)。
ですから、お金や生活面のことだけを考えるなら、
わざわざ不登校関連の活動を行なう理由はないのです。
それでも不登校関連活動を始めたのは、
「私の過去が誰かの力になれたらいいな」という単純な思いが芽生えたためでした。
過去の不登校体験談をなんとなくブログに書き始めたのが
きっかけだったように思います。
そこから派生し、親御さんからのリクエストに応え、
さまざまなサポートを始めていくことになるわけですが…
はじめはボランティアで行なうつもりでした。
「不登校」というテーマでお金をいただくことに抵抗があったのです。
ところが、フタを開けてみるとボランティアでは成立しません。
・適当な気持ちでカウンセリングに申し込んでくる親御さん
・平気で当日キャンセルして音信不通になる親御さん
・愚痴・文句・批判ばかり延々と言っていて
自らを成長させる意思がまったく無い親御さん
こういった親御さんが次々とやってきて、
「無料」にしているだけで、散々な目にあいました。
そこからは、事業モデルを組み立て直し、
一部サービスを有料にすることでバランスを図りました。
(ブログ・メルマガは無料で継続)
その後、効果の違いは歴然。
次々と子供の不登校を好転させる親御さんが出てきて、
「木村さんのおかげです!」と泣いて喜ぶ親御さんも増えてきました。
それ以降、全サービスを完全無料化することは考えていません。
◆不登校関連活動に対する取り組み方
私は、何事も中途半端に行なうことは嫌いです。
ですから、不登校関連活動を始める前に
カウンセリング・コーチング・心理学などを猛勉強しました。
もちろん、今でも勉強を続けていて、
そこらへんのカウンセラーに負けるつもりはありません。
いつでも本業として不登校関連活動を行なえるくらい、この活動にかけています。
やるからには一番になりたいので、
親御さんからの喜びの声の数では日本一を目指し、
実際、知り合いからは
「日本一喜びの声の数が多い不登校専門家」
と呼ばれています。
(増え続けている喜びの声はトップページをご覧ください。)
専門家の世界は、結果がすべて。
日本一知識が豊富な不登校専門家より、
日本一結果を出している不登校専門家のほうが上でしょう。
私には「不登校経験」という圧倒的な強みがあります。
不登校経験のない専門家には絶対に負けません。
だからといって、経験だけでカウンセリングを行なうこともしません。
やはり、歴史のある技術を学ぶことは重要です。
カウンセリング・コーチング・心理学…などを
これからも学び続け、それらの技術と私自身の経験を
うまく融合させて最高のサポートを行なっていきます。
「木村優一はどの専門家よりも幅広い知識を得ていて、不登校経験も豊富で、
不登校を直すテクニックに関しては右に出る者がいない」
それが常識になるくらい、これからも「結果」を出し続けていきます。
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お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。